刑務所アート展 イベント 公開会議:刑務所でできる文化的な暮らしを考える

公開会議:刑務所でできる文化的な暮らしを考える

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博物館網走監獄 監獄歴史館内 現在の網走刑務所居室の再現展示より

イベントレポートは こちら から

当日配布予定の資料を公開しました(更新:2022年8月3日)

刑務所にあるものを使って、その暮らしをほんの少しでも非日常なものに、刑務所のなかでできる表現の方法を、アーティストと元受刑者当事者とが話し合いながら考えます。会場に、可能な限り刑務所にあるものを用意してみて、からだを使って考えます。
みなさんも塀の向こうの暮らしを想像しながら、一緒に考えませんか?

日時:2022年8月6日(土)13時〜15時

場所:カトリック麹町聖イグナチオ教会 ヨセフホール
東京都千代田区麹町6-5-1
JR中央線(麹町出口)/東京メトロ 丸の内線・南北線(赤坂出口) 四ツ谷駅下車(徒歩1分

参加申込prisonart.jp@gmail.com

当日配布予定資料 PDF更新:2022年8月3日

メインスピーカー

五十嵐弘志(NPO法人マザーハウス理事長)

前科3犯、受刑歴のべ約20年。獄中で主イエス・キリストと出会い、回心する。「神の愛の宣教者会」の修道女との交流にきっかけに、マザー・テレサを信仰の母とする。 出所後、真の愛と赦しを実践するため、「民間非営利団体マザーハウス」を設立。以後、受刑者や出所者のケアとともに、イエス・キリストの愛を伝えている。2014年5月に、マザーハウスをNPO法人として正式に立ち上げ、現在、全国の受刑者約800名と文通(ラブレタープロジェクト)、出所者50名以上をサポート中。

富塚絵美(アーティスト、アートディレクター)
アートディレクター。1985年神奈川県生まれ。通称ちょり。2009年より台東区の谷中に文化創造拠点を創造するアートプロジェクト《ぐるぐるヤ→ミ→プロジェクト》を開始。2013年にホームパーティー形式パフォーマンス《どーぞじんのいえ》、2015年にピクニック形式パフォーマンス《威風DoDo》を発表。2015年よりTURNに継続的に参加している。2019年より盲ろう者通訳・介助員。2020年より東京藝術大学キャリア支援室特任助教、京都市京セラ美術館事業企画推進室ラーニング・キュレーター。

大西健太郎(パフォーマー)

ダンサー。1985年生まれ。東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了後、東京・谷中界隈を活動拠点とし、まちなかでのダンス・パフォーマンスシリーズ「風」を開始する。その場所・ひと・習慣の魅力と出会い「こころがおどる」ことを求めつづけるパフォーマー。
2011年に東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京と一般社団法人谷中のおかっての共催によるこども創作教室「ぐるぐるミックス」の立ち上げより、ファシリテーター、統括ディレクターを務める。2014年より「風と遊びの研究所」を開設。板橋区立小茂根福祉園にて他者との共同創作によってつくり出す参加型パフォーマンス「『お』ダンス プロジェクト」を展開。2018年南米エクアドルにて「TURN-LA TOLA」の参加アーティストとして、地域住民と共同パフォーマンス「El Azabiro de La Tola」の公演をおこなう。